紹興花雕酒　陶器壺 文京区のお客様より買い取りました。

紹興花雕酒（花彫酒）は、加飯酒を長期熟成させたものです。
紹興酒は貯蔵期間が長く、古くなればなるほどに酒質はさらにコクを増し、香りはますます芳しくなると言われています。。
紹興酒を長く貯蔵するときは、酒壺に華やかな絵を描いて彫ります。図柄は花鳥、風景、動物、人物など。人々は習慣で花雕酒や遠年花雕と呼んでいますが、いつの間にか花雕といえば、長い期間寝かせた古酒をさすようになりました。

紹興酒はその名のとおり、中国浙江省紹興付近で製造される代表的な黄酒です。別名を老酒（ラオチュウ）とも言い、年配の方にはこちらの方が通りが良いです（正式には老酒は黄色酒を長期熟成させたものを指します）。花彫酒というのは中国の古い習慣で、花嫁が嫁入りの際に飲む紹興酒が花が彫られた甕に入れられていたことに由来します。

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